92年にUCSD (University of California San Diego)でPascal を勉強したとき、端末は単なるモニターとキーボード&マウスだけ。実際のファイル、コンパイルは全てサーバーでされていた。今の言葉で言うとThink Clientだね。
93年だったかな、PCを買って急にWindows3.1を使い始めた。Windows 95がでてからはOS/2とどちらがいいか?なんて比べてたっけな。当時はしょっちゅうサーバーが落ちてネットワークも切断されていたから、つながっていない環境(pc)で作業ができるって画期的だった。ようするにクライアントに十分な処理能力、データ保存要領があればクライアントにソフトをいれれば持ち運べるし、良いじゃん!となった。これがWindows 95, 98, Windows Me, 2000, NT4, XP, Vista, 7, Office とかが飛躍できた一つのキーだよね。
2006年くらいからかな、クライアント、PC側のスペックがまだまだよくなっているのだけど(HDDの要領、コストなんてグラフにしたら驚くよ、え~こんなに安いの?)同時にインフラの整備がされていつでもサーバー、ネットワークにつながる環境が整ってきた。こうなると、1台よりも世界のパソコンにつながったほうが当然処理能力も高いのだからもっと良くなる。クライントのデータだけだと、自分個人のデータに基づいた処理(たとえば日本語変換ソフトの変換候補はその人の個人データに基づく)しかできないけど、サーバーで処理すればつなげているユーザー全員のデータに基づくからより正確な変換が可能になる。たとえばはやり言葉とか、新しい芸人の名前なんかの変換が一発でできるようになる。2009年くらいかな、どんどんThink Client 化してきて、Windows のやり方が古くいわれるようになってきたのが。
2010年になってIPadがでてからは今度はハイブリッド化してきた。ようするにサーバーと、クライアントのいいとこ取り。つながっていないときはローカルにあるデータ、環境で最適なエクスペリエンスを提供(GUIも綺麗だよね)、つながっているときはガンガンとファイル、データをSynchronize(同期)してサーバーのデータをクライアント処理するのに最適なフォーマットにして、圧縮して転送してくる。
これって今の自動車に似てないかな?ガソリンと、電気・モーターのハイブリッドで両方のいいとこ取りをしている。でもハイブリッドにしても電気自動車にしても Zero Emission ではないんだよね。テールパイプから廃棄がでていないだけで、電気をつくるためには火力発電、原子力発電のようにどこかでEmission を出しているんだよね。ようするに最終回答ではなくて、中間回答なんだよ。
じゃあパソコンのThink Client & PC というのも中間回答なのか?最終回答どこなんだろう?
自動車はモータリゼーション(個人が好きなときに好きなところに移動できる手段の提供・だと僕は勝手に思っている)が目的であって、より早く、より快適に、より安全にを追求続ける。環境問題はモータリゼーションの進化を続けるにあたって解決しないと進化を妨げる要因になるから、解決しようとしているだけだと思う。
IT、パソコンは今流行のソーシャルネットワークが目的なのか?死後かも例ないけどDTPのようなドキュメント作成、写真、ビデオの整理といったようなAV機器の延長なのか?情報の共有、検索なのか?欲張りに言うと全てができるのだから、それぞれ使い方によって目的が違っていい素晴らしいスーパー・ウルトラ・なんとかなのか?何が目的なんだろう?ここがまだ答えがないのだと思う。ITの進化によって生活が変わった。良くなったという人もいれば、複雑になったという人もいるだろう。スマートフォンなんてのが出てきたから、ますますわからんという世代と、5歳児が携帯電話を親にプレゼントされるのが混ざっている。整理されるまでは、まだまだ未熟な産業なんだと思う。
こんなことを金曜日の晩に考えていていいのかな・・・もうそろそ寝よう。